消泡剤の効果と安全性

消泡剤とは泡の発生を抑えるための添加物のことです。泡は液体が薄い膜になって空気を包む状態で、泡の発生には液体の表面張力と粘性が関係しているとされます。消泡剤は液体に表面張力が小さい物質を送り込んで泡の成分を不均等にして発泡しないようにさせる働きをします。豆腐の添加物にも使用されていますが、これは単に商品の見栄えをよくするためだけではなく、気泡だらけになると豆腐が日持ちしなくなるため、できるだけ日持ちさせるようにするためです。

消泡剤には大きく分けてシリコーン系と有機系の二つに分類されます。シリコーン系には溶剤を含まないオイル型、油性の発泡に使用される溶剤型、水性発泡に対して有効なオイルコンパウンド型、食品添加物に使用されるエマルジョン型、持続性に優れた自己乳化型の五つがあります。有機系には界面活性剤、ポリエーテル、高級アルコールなどといったタイプがあり、豆腐に使用されているのはシリコーン系のものがほとんどです。そんな消泡剤の安全性の方はどうなのかというと、添加物ではありますが基本的には人体に影響のないものとされています。

また、厳密に言えば加工助剤なので商品として市場に出る豆腐の中には成分は残っていません。健康面においてはほとんど害はないので神経質に気にする必要はないといえます。どうしても気になるようであれば、消泡剤未使用の豆腐も販売されています。ただし、未使用だと遺伝子組み換えなどの別の問題も浮上するので注意が必要です。

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